社会貢献活動レポート【椙山女学園大学:第36回椙山フォーラム~怖い!血糖値スパイク~】

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社会貢献活動レポート【椙山女学園大学:第36回椙山フォーラム~怖い!血糖値スパイク~】

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いつも当協会のHPをご覧いただきありがとうございます。HPのコラムを担当している事務局スタッフの緑川泉です。
「料理・グルメ」、「イベント・スポット」など、あらゆるジャンルの”栄養”をキーワードに、さまざまな情報をお届けしています。
新しくスタートするコラムは、全国栄養士養成施設協会が会員校様を対象に行っている後援事業のひとつである「社会貢献活動」のレポートです。
社会貢献活動とは???
日本各地にある養成施設校では、地域に住む人たちを対象にした健康増進・保持のための栄養の指導、食育の推進等を目的とした講演会等を開催しています。
その活動を社会貢献と位置づけ、費用の一部を協会でサポートしています。

一回目に紹介するのは、椙山女学園大学です。
椙山女学園大学は、人間教育の実績や教育機関としてのノウハウを生かして、 社会に貢献し、地域に開かれた学び舎であることをめざしています。
地元に密着し、ともに歩んできた学校です。所在地は、愛知県名古屋市千種区。
管理栄養士を育成する生活科学部管理栄養学科があります。


“人間と生活を科学の目で見つめ、健やかで快適な暮らしを提案できる人材を育成します”
<椙山女学園大学> 学校公式サイト http://www.sugiyama-u.ac.jp/

椙山女学園大学で、2017年6月10日に椙山フォーラム「怖い!血糖値スパイク」が開催されました。
血糖値スパイク!? インパクトのあるテーマに、どんな内容だったのか興味がわきます。さっそくレポートスタートです。

今年で36回を迎えた椙山フォーラム。参加者の対象は、東海地方の一般市民の皆さんです。
当日は、会社員や主婦、教員の方など、職種も年齢も幅広い層の方々が来場し、会場は325名の参加者で満席となりました。

はじめに、タニタ体重科学研究所名誉所長で日本生活習慣病予防協会理事長の池田義雄氏が、2型糖尿病(以下「糖尿病」)を引き起こす血糖値スパイク(食後高血糖)に焦点をあてて解説。


健康診断で糖尿病と診断されない場合も、空腹時血糖値100mg/dl以上、HbA1C5.6%以上の場合は、健常な人と糖尿病の間の「境界型」として、血糖値スパイクがすでに始まっているとのこと。あらゆる手段を使ってでも解消する必要性を訴え、その対策法として「タニタ式6つの健康習慣」を提言しました。
一無 「①禁煙」
二少 「②腹八分目の少食」 「③少酒の励行」
三多 「④多動(運動)」  「⑤多休(休息・睡眠)」 「⑥多接(ストレス解消、創造的な生活)」
知ったら誰かに教えたくなる・・・健康習慣あるあるですね。これは覚えておきたいです。

次のプログラムは、食後の血糖と中性脂肪のスパイクを防ぐ運動について、椙山女学園大学の生活科学部教授で食育推進センター長の内藤通孝氏が講演。


血糖には食後の運動がよいことを前提に、まだ定説のない中性脂肪スパイクを抑制する方法として、血糖には強めの運動を、中性脂肪には軽めの運動を「食間」に行うことが効果的であり、日頃からこまめに体を動かすことが大切であると解説しました。
また、同大学の生活科学部助教の小多沙知氏は、血糖値スパイクを予防する食べ物と食べ方として、
「食物繊維」と「低glycemic index(グリセミック インデックス)食品」を予防効果のある食べ物として紹介。
① ゆっくりよく噛む ②糖質を後で食べる ③三食しっかりたべる」という「食べ方の3つの工夫」も説明しました。
参加者からは、「食後の血糖値に注意を払う必要性を実感した!」などの感想が寄せられ、最近注目されはじめた血糖値スパイクへの理解を深める機会になったようです。
血糖値スパイクなど、新しい切り口でテーマを企画し続ける椙山フォーラム。
校内の食育推進センターで何度も打ち合わせをして、その時々の話題や一般市民の方々に関心を持っていただけるようなテーマを設定しているそうです。

<今回の、椙山フォーラム「怖い!血糖値スパイク」のレポートを通して発見したこと>
健康診断で糖尿病と診断されない場合でも、注意が必要とは驚きでした!
また、体に良いとわかっていても継続が難しい食生活のルールも、「6つの健康習慣」と「食べ方の3つの工夫」のように、シンプルで要点がまとまっていると覚えやすいですよね。
楽しみながら日々の生活に取り入れたいと思いました。

次回の社会貢献活動レポートをお楽しみに。

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