学部・学科 | : | 医療技術学研究科 臨床栄養学専攻/健康科学専攻 |
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住所 | : | 岡山県倉敷市松島288番地 |
博士前期課程<臨床栄養学専攻>人口構成における少子高齢化と要支援・介護人口の増加、ライフスタ イルの変化と多様化、そして生活習慣病の増加と広域年齢化は、より高 度な専門的知識と技術を習得した臨床に強い高度栄養専門職への社会的 ニーズを高めつつあります。また、保健、医療、福祉領域における学術 研究の急速な進歩と学際化、そして関連専門職の密接な連携を必要とす るチーム医療体制の発達は、関連専門分野の知識や技術をも備えた高度 栄養専門家の活躍に大きな期待が寄せられています。 本学大学院は、保健、医療、福祉領域を網羅した11専攻から構成され ています。臨床栄養専攻では、これら関連専門領域との連携の下に、よ り広い視野から、人間を中心においた高度な臨床栄養学を修得すること を目的としています。博士後期課程<健康科学専攻>健やかな生活を営み、よりよいQOL(QualityofLife)を求めることは人々の大き な目標です。古代ギリシャの昔から、健康の基本は運動と栄養にあるといわれてき ました。健康を維持し向上させる適度な運動、毎日の生活を支えるとともに生活習 慣病を予防する正しい栄養、そして現代人に宿命的な心身の過労から速やかに回復 して活力を生み出す休養、この三つをバランスよく保つことが、現代人が健やかな 生活を維持するための基本です。健康科学は、現代人のQOLの向上を目標として健 康体育学と臨床栄養学を融合して生まれた専攻課程です。健康科学では健康体育学 と臨床栄養学のそれぞれの高度な専門性を追求するとともに、両者を融合体系化し た高度な研究と教育を追求しています。 博士後期課程健康科学専攻の特色は、健康寿命を延長し、健やかな日常生活を送 るために必要な理論と実践法を栄養と運動の両面から追求することです。特に、人々 の健康の保持増進や疾病の一次予防に必要で、かつ、それぞれの年齢層およびライ フスタイルの下で実践可能な栄養管理法や運動能力の水準を明らかにするなど、実 践的な研究・教育能力の開発に大きな比重をおいています。そして、この分野の専 門家として、明るく健康的な社会の建設に貢献し、豊かな未来を切り開く先駆的な 教育・研究を推進できる指導的人材の育成を目指します。