栄養士・管理栄養士に合格された方の声を紹介します。
川野 さくら(カワノ サクラ)さん
(京都栄養医療専門学校 管理栄養士養成課程在学中)
栄養士実力認定試験の勉強は、とにかく2年間で学んだ勉強の「基礎」が大切だと感じました。何度も同じ過去問題集を繰り返すことで、自分はどこが苦手なのかを把握することができ、基礎固めができました。また、朝の通学中に電車の中で一問一答の問題を解き、毎日少しずつ知識を増やしていました。コツコツ勉強に取り組むことで自分の自信にもつながります。
私は京都栄養医療専門学校の栄養士科から管理栄養士科へ編入をしました。今は管理栄養士をめざして勉強に励んでいます。試験に挑むのは一人ではありません。本校では先生、友人と一緒に試験という壁を乗り越えます。思うように進まないこともありますが、あきらめずに挑み続けることが大切です。お互い励まし合い、勉強に取り組むことでより知識を深め合えます。管理栄養士になるという目標をもって一緒に頑張りましょう。
飯田 直樹(イイダ ナオキ)さん
(名古屋文理大学 卒業/管理栄養士 大手給食委託会社 勤務)
大学では個性豊かな友人がたくさんでき、私はいろいろな場面で助けられ、笑い、楽しい4年間を送ることができました。人のために何かしたい。そう考えるようになったのは大学に入ってからです。就職先では授業で学んだことを活かし、患者様を笑顔にする食事療法の指導を行っていきたいです。
清水 澪(シミズ シズク)さん
(新渡戸文化短期大学 卒業/栄養士 小規模通所介護施設 勤務)
資格取得に向け多くの科目を学びますが、全ての科目には関連性があります。ひとつの事柄をさまざまな視点から捉え、結びつけて理解するように心がけて勉強しました。新渡戸文化は実験・実習が多く、講義で学んだことを自分の目で確かめることができたのも、理解を深めることにつながったと思います。道のりは決して楽ではありませんが、目標をしっかり持つこと、同じ資格をめざす仲間と助け合うことが、何よりの励みになりました。
生きていくために“食”は誰にとっても欠かせないものです。私は短大生活の中で、介護老人福祉施設で2週間の実習をさせていただきました。一人ひとりの利用者様の健康状態に合わせた食事を調理し実際に提供するという経験を通してそれを実感し、栄養士として働きたいという思いをより強く持ちました。栄養士は、すべての人々の笑顔と命につながるとても魅力的な仕事です。みなさんも、夢に向かって頑張ってください!
鈴木 麗 (スズキ レイ)さん
(聖徳大学 卒業/管理栄養士 小規模通所介護施設 勤務)
大学のカリキュラムがしっかりしているので、大学に行くことが一番の勉強法でした。そして、私の国家試験対策は参考書を一冊決め、そこに足りない内容を書き足し自分だけの参考書を作る方法で勉強し、合格を手にしました。社会人になるとなかなか座学で勉強する時間が減ってきます。学生時代コツコツと勉強したことが、必ず現場で活きてきます。栄養学はもちろん調理技術、さらに医療知識もしっかり身につけておくと力強いです。
私は今、小規模通所介護施設(デイサービス)で管理栄養士として働いています。調理スペースのあるフロアで利用者様と一緒にご飯を作り、一緒に食べるというのが特徴です。利用者様の声、笑顔が見られることが一番の幸せです。調理ができることで、利用者様と一緒の時間を共有し、相談や悩みを聞く機会が多くなります。食事だけでなく生活を支え、地域に貢献していると実感できるので、日々使命感を持って業務に臨めています。
矢島 祥子 (ヤジマ ショウコ)さん
(国際学院埼玉短期大学 専攻科健康栄養専攻 修了/栄養士 大手給食委託会社 勤務)
以前の私は集中力が足りず途中で勉強を投げ出し、その場限りの暗記に頼って、試験に挑んでいました。しかし解答を暗記する単調な勉強方法では、睡魔が襲うなど、勉強が身につきませんでした。勉強方法で改善したことは、問題がどの分野でどのように繋がりがあるのかを、関連を見つけながらノートで分かりやすくまとめることです。自分なりに解釈し、整理することは、理解が深まり集中力も向上することが期待できると思います。
私は子どもたちが健康に成長し、給食を美味しく食べてもらうにはどうすれば良いか考え、日々全力で勉強をしています。学校で学んだことは無駄にならず必ず身に付くはずです。そして、学びの中で自分が興味を持った分野を見つけたら、その分野を全力で学び、経験を積んで将来に繋げてほしいと思います。その分野が好きかどうか、自分に合っているかどうかなどを考えて、希望を実現させる強い意志を持って勉強に励んでください。