栄養士の活躍と社会貢献

東京栄養サミットが開催されます。
関連サイトはこちら→https://www.mhlw.go.jp/nutrition_policy/

さまざまな栄養に関する情報と栄養士・管理栄養士の活躍&社会貢献をお届けします

<2021/11/02>
厚生労働省では、令和3年12月7~8日に開催される「東京栄養サミット 2021 」を契機として国内外の栄養改善に向けた機運が高まるよう、日本の栄養政策のあゆみを分かりやすくまとめた動画を作成し、公開しました。同省のウェブサイトには、同内容のパンフレットも掲載しており、動画とともに活用いただけます!
なお、同省のウェブサイト及び各動画・パンフレットにつきまして、著作権は同省に帰属しますが、出所を明記しての転載は可能とのことです。以下のリンクを参照ください。

arrow_forward厚生労働省サイト:東京栄養サミット2021関係

arrow_forward厚生労働省ウェブサイト利用規約等


本ページでは、「日本の栄養政策」について、そして、上記動画の日本語版と英語版をご覧いただけます。

日本の栄養政策 3本柱とは?

誰一人取り残さない日本の栄養政策 ~持続可能な社会の実現のために~
明治以来の経済成長や国民の健康と世界に類を見ない長寿を支えたのは、時代に即した日本の栄養政策です。
その3本の柱は、食事・人材・エビデンスです。

食事
「食事」を中心とした
         栄養政策

日本では料理の組合せからその食べ方までを含む「食事」という考え方を中心とした様々な栄養政策を実施しています。その基本は「主食・主菜・副菜」という考え方です。
食事を通じて人との交流を大切にし、1日の食事のリズムを整えるなど、その食べ方
も大切にしており、食生活指針の中でも推奨しています。
また、日本各地で健康的な食事の指導を実施。全国の管理栄養士・栄養士やボランティア等を中心に実施され、各地域の食文化・地域産物等を取り入れることで効果を上げています。
さらに、被災地においても被災者に対する健康に配慮した食事の指導が管理栄養士・栄養士等によって行われています。

人材
「人材」の養成と
       全国への配置

管理栄養士・栄養士は、栄養指導や給食経営管理に必要な知識や技術を有した人材であり、栄養士法に規定された免許資格職です。
日本では管理栄養士・栄養士の配置が法令に規定されており、さらに、その対象となる施設は病院や学校、老人福祉施設等、非常に多岐にわたります。このような配置規定は、1947年制定の「保健所法(現:地域保健法)」において保健所への栄養士の配置が規定されたことに始りました。以降、様々な施設への配置が各種法令により規定され、それらを根拠として全国への配置を確実に進めてきました。
日本は、時代の変化に応じた栄養専門職の役割を見いだすことにより、約100年にわたり栄養専門職を養成し、全国に配置してきました。

エビデンス
科学的な「エビデンス」に
      基づく栄養プロセス

大学等の研究機関による調査・研究によって、日本は100年以上にわたり栄養政策・栄養学研究の基礎となる科学的なデータを蓄積しています。例えば、国民の健康・栄養状態を把握することを目的に、健康増進法に基づき「国民健康・栄養調査」を毎年実施。1945年実施の栄養調査を起源とし、開始当初は、国際機関等からの食料支援のために必要な基礎資料を得ることを目的としていましたが、その後、時勢に合わせて内容の見直しを図り、健康増進や生活習慣病対策に資する基礎資料を得るための調査へと発展。
国が実施する栄養調査で、70年以上にもわたって毎年実施しているものは世界にも例がありません。

「誰一人取り残さない日本の栄養政策」動画

令和3年12月7~8日に開催予定の「東京栄養サミット2021」では、栄養の課題解決に向けた国際的取組を推進するために、栄養に関連する幅広い関係者からの情報共有等が予定されています。
これを機に栄養改善に向けた機運が高まるよう、日本の栄養政策のあゆみを分かりやすくまとめた動画が公開されました。
この動画は、100年以上の栄養政策の経験を6分20秒程度にまとめたもので、日本語・英語・フランス語・スペイン語の4か国語分が用意されています。
本ページでは、日本語版と英語版の動画の視聴及びパンフレットがダウンロードできます。
・出典:厚生労働省サイト:東京栄養サミット2021関係

言語 動画チャンネル パンフレット(ダウンロードできます)
日本語

日本語:A4単ページ版[PDF]
日本語:A3見開き版[PDF]

英語

英語:A4単ページ版[PDF]
英語:A3見開き版[PDF]