🍙第2回:Happyおむすびコンテストの軌跡🍙 ~どうして「おむすびコンテスト」を企画したのか?~

こんにちは。全国栄養士養成施設協会事務局のYです。
「Happyおむすびコンテストの軌跡」、第2回目のテーマは
『どうして「おむすびコンテスト」を企画したのか?』です。
全国栄養士養成施設協会は、これまで会員校向けのイベントを開催したことはありましたが、
一般の方向けのものは開催したことがありませんでした。
「Happyおむすびコンテスト」は、一般の方も対象に含んだ協会初のイベントです。
この初挑戦の一番の動機は、栄養士・管理栄養士のことをもっとみんなに知ってもらいたい!ということです。
どうして「知ってもらいたい」のか・・・
それは、栄養士・管理栄養士というお仕事への認知度が、意外と低いからです。
わが子が通う公立小学校の5年生約40人に、
「栄養士・管理栄養士ってどんな仕事をしている人たちか知っていますか?」と聞く機会がありました。
「知ってる!」と手を挙げてくれた子は、なんと全体の2割弱…!
「みんなが健康に成長するために、毎日の給食の献立を考えてくれている人も栄養士・管理栄養士だよ。」
と伝えて、ようやく「そうだった」と思い出す子もいれば、「へえ・・・」とピンとこないままの子もいました。
まさに現在進行形で、毎日学校給食を食べている児童たちの間ですら、この認知度です。
これから進学・就職していく中学生や高校生、そしてその家族の方々に認知してもらえていないと、
将来の職業の選択肢に入ることも難しい・・・。
まずは多くの人に知ってもらうことが、栄養士・管理栄養士養成施設の活性化につながり、
将来的には栄養士・管理栄養士のレベルアップにもつながります。
そして、コンテストのテーマがなぜ「おむすび」なのかというと、これは皆さんご想像の通りかと思いますが、
2024年10月にスタートしたNHK朝ドラ「おむすび」にあやかってのことです。
日本中で多くの人が視聴する朝ドラの主人公が栄養士(のちに管理栄養士)だなんて、
こんな絶好のチャンス、そうそうありません。
これは「おむすびコンテスト」を開くしかない!ということで、「Happyおむすびコンテスト」が企画されました。
朝ドラのタイトルにもなり、日本人の主食である「米」が主材料の「おむすび」は、
多くの人たちの日常にエピソードがあります。
幼いわが子の大好物のおむすび、スポーツや勉強、仕事の支えになっている家族の手作りおむすび、
仲間やパートナーとの楽しい時間に頬張ったおむすび・・・。
そんな様々な思い出の中にある「おむすび」をテーマにしたコンテストが、
「栄養士」というものを知るきっかけになってくれたのではないでしょうか。