🍙第7回:Happyおむすびコンテストの軌跡🍙 ~応募者の分析~

たくさんの方のご協力のおかげで、600作品ものご応募をいただいたわけですが、
その内訳はどうだったのか・・・気になりますよね。
というわけで、今回のテーマは「応募者の分析」です。
600作品は、両部門合わせての数です。
中学生・高校生部門からは284作品、一般部門からは316作品のご応募をいただきました。
募集開始からしばらくは、中高生からのご応募がなかなか来ず、どうしようかと・・・
そんな中、案内のお手紙を送付した教育委員会からの問い合わせが数件来ました!
教育委員会から各県の公立学校にアナウンスをしていただければ、
中学校・高校の生徒と先生に伝わります。
我が子たちの学校からくるイベントや教室の案内を思い出すと、
たまに「これ面白そうかも」と参加を検討したことが何回かあったなぁと・・・
「学校からの案内」というのは、主催団体に不安がない、
無料もしくは良心的な価格で参加できるといった安心感があります。
教育委員会と先生方のご協力の結果、だんだんと中高生からの応募が増え、
最終的には284作品もの応募をいただきました✨
中高生部門の学年を見ると、高校生からの応募数は中学生からの応募数の2倍近くと多く
、高校1年生と3年生が同率最多で74名。
一般部門の学生と社会人割合は、やや社会人が多いとはいえ、その差は7名だけ。
学生154名のうち、栄養士・管理栄養士養成施設の学生は135名とその大半を占め、
会員校の先生方がコンテストの周知にご協力くださったことがうかがえます。
社会人の年齢の分布では、30歳代が最多で47名。応募者の最年長は、84歳でした。
次に都道府県の分布を見てみましょう。
中高生部門で多くの応募があったのは静岡県の56名と埼玉県の54名です。
これは、静岡県の南伊豆町立南伊豆東中学校と埼玉県の国際学院高等学校が
学校を挙げて参加してくれた結果です。
他にも、北海道蘭越高等学校、宮城県立佐沼高等学校、
福島県立葵高等学校、千葉県立銚子特別支援学校、
信州大学教育学部付属特別支援学校、長野県立飯山高等学校、
愛媛県立宇和高等学校三瓶分校、鹿児島県立鶴翔高等学校など、
先生方が積極的にアナウンスをしたり窓口になって募集したりといった学校があった県は、
応募数も多くなっています。(東京は例外ですが・・・💦)
一般部門では、愛知県が71名とダントツの最多です。
これも、愛知県の名古屋女子大学の先生が
熱心に学生さんの募集を促してくださった結果と言えます。
栄養士・管理栄養士養成施設学生を除いた一般問の応募者だけを見ると、
最多は千葉県の19名ですが、北海道の16名、大阪府13名・・・と、
そこまで大きく差があるわけではありません。
両部門の合計では、最多応募は愛知県の79名、次いで埼玉県の73名、静岡県の56名となります。
中高生の応募状況と、栄養士・管理栄養士養成施設からの応募状況から推測できたのですが、
コンテストを知ったきっかけは、両部門ともに「学校から聞いた」と回答した人が
65%と最も多く、中高生部門では77%、一般部門では53%を占めていました。
全国の様々な地域、幅広い年齢層の方からご応募いただきましたが、分析してみると、
今回のコンテストへの応募は「学校の協力」が大きく影響していたことがわかります。
これは、「栄養士・管理栄養士のことをもっとみんな(特に中高生)に知ってもらいたい!」
「食育・共食の推進に寄与する」というコンテストの目的に適ったアプローチができた
ということになるのではないでしょうか。
今後も、学校にご協力いただけるようなイベントを企画していきたいと思います!