<おいしい情報をお届けするコラム>注目の菌活!きのこの栄養を生かしておいしく食べよう

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<おいしい情報をお届けするコラム>注目の菌活!きのこの栄養を生かしておいしく食べよう

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(左)苦味のないシャキシャキ食感!ブナシメジ (右)肉厚で歯ごたえバツグンのマイタケ

きのこ類は、世界中に広く分布しており品種も多数あります。身近な食材として古くから食べられてきました。
特に日本人は、香りやうまみ、食感を楽しむといわれています。
秋に旬を迎えるものが多い天然のきのこ類。生育が気温や降水量などの気候変化に敏感なため、収穫量が安定していませんでしたが、現在は栽培技術の進歩と品種改良によりブナシメジやマイタケなど、多くの種類のきのこを一年中いつでも食べることができるようになりました。


(左)エリンギは歯ごたえが特長の万能選手 (右)ぷるんとした食感がたまらない!ブナピー

野菜ではなく菌類に分類されるきのこ。栄養価が高く、ビタミンB群やビタミンD、カリウム、食物繊維が多く含まれています。ビタミンB群は、エネルギー代謝に欠かせない栄養素。
ビタミンDは、カルシウムの吸収を助け、カリウムは、高血圧や脳卒中の予防に効果的。食物繊維は便通を整える働きがあります。
大きくカットすると、食べ応えやボリュームがアップして満腹感を促進します。また低カロリーなのでたくさん食べても摂取カロリーを低く抑えることができます。

きのこの総合メーカーでお馴染みのホクト(株)で働く、管理栄養士の中村愛香さんに『きのこの栄養を生かしておいしく食べるためのポイント』をお聞きしました!


共立女子大学 家政学部食物栄養学科 管理栄養士専攻卒業。入社6年目。もうすぐ2歳になる娘の育児に奮闘中


Q:下ごしらえで気を付けることは何ですか。
A:きのこのビタミン類やミネラル類の多くは水溶性です。栄養成分が失われないように水洗いしないで調理します。汚れがある場合はキッチンペーパーなどで取り除きます。ブナシメジやブナピーは石づきを切り落とします。

Q:調理のこつを教えてください。
A:水溶性の栄養成分は煮たりゆでたりすると水に溶け出しますので、汁ごと食べると効率よく摂取することができます。
きのこの主なうまみ成分のグアニル酸は60~70℃で一番増えます。水から入れて弱火でゆっくり加熱することでうまみがアップします。きのこによってうまみ成分のバランスが異なりますので、数種類のきのこを合わせて調理することでよりおいしくなります。

Q:保存方法について教えてください。
A:きのこは90%以上が水分です。調理の際に余ったきのこは水分が出てきて傷みやすくなります。キッチンペーパーに包んで温度変化が少ない冷蔵庫の野菜室で保存します。
ホクト(株)のきのこは衛生管理の下に生産して、袋の中でなるべく成長しないように包装しています。開封しなければ、冷蔵庫で1週間程度の保存が可能です。

ホクト(株)が推奨する「きのこで菌活」についてもお聞きしました。

健康や美容のために、体に良い菌食材を毎日の食事に取り入れる「菌活」。
菌食材はきのこやヨーグルト、納豆などさまざまなものがあります。
「きのこで菌活」とは毎日の食事にきのこを取り入れる生活習慣のこと。
「菌」という漢字は訓読みで「きのこ」と読むとおり、きのこは菌そのものだけを食べる唯一の食材です。日常的にきのこを食べることは健康的な体作りに役立ちます。


健康だけでなく美容にも良い「菌活」。さっそく取り入れたいですよね。
でも、毎日の食事となると・・・と、お悩みの方に、この季節にピッタリの疲労回復や風邪予防に効果的なメニューを中村さんにお聞きしました。
きのこの種類を変えることでアレンジできるので、覚えるととっても便利。

<きのことにんじんのぽかぽかポタージュ>


【材料 4切分】
◆材料4人分
マイタケ 100g
ブナシメジ 100g
にんじん 100g
牛乳 3カップ
塩 小さじ1
こしょう 少々
クルミ 4個

◆作り方
1 ブナシメジは石づきを切り、マイタケと共に細かく切る。にんじんは皮ごと薄切りにする。
2 鍋に(1)を入れフタをし弱火で蒸し煮にする。しんなりしたら火からおろし牛乳を加え、ミキサーにかけ滑らかにする。
3 鍋に戻し弱火で混ぜながらあたため、塩・こしょうで味を調える。
4 器に盛り、砕いたクルミを散らす。
「調理時間15分 エネルギー157 kcal(1人分)」

ワンポイント♬:きのこに含まれるβグルカンが免疫力を高め、風邪やインフルエンザの予防に効果的。ブナピーには抗インフルエンザ感染作用もあります。きのこには体を温める効果があるビタミンB群も豊富なのでこの時期の体調管理におすすめです。

きのこのレシピや栄養素の情報、季節の気になる美容と健康の話題をもっと知りたい方は、
ホクト(株)「きのこらぼ」をご覧ください→ https://www.hokto-kinoko.co.jp/kinokolabo/


長野県長野市にあるホクト(株)は、きのこの研究から販売までを一貫して行うきのこ総合企業。
全国各地に生産拠点を設置して地産地消を実現。エリンギ、マイタケ、ブナシメジ、ブナピー、霜降りひらたけなど1日あたり約250万パックを出荷しています。


次回の「おいしい情報をお届けするコラム」は、今回のコラムにも登場いただいたホクト(株)の管理栄養士 中村愛香さんのお仕事に迫ります!みなさん、お楽しみに。

写真提供:ホクト(株)


 

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