2021年度:社会貢献活動レポート(一覧)

協会会員校の2021年度社会貢献活動一覧 ※順番は申請書到着順

各養成施設名をクリックすると、養成施設のHPまたは活動詳細の紹介ページにリンクしています。
  養成施設名 事業名称 実施内容と参加者数など
1 椙山女学園大学 第43回椙山フォーラム(第14回椙山女学園食育推進センター講演会)「地中海食とオリーブオイル」 R3.6.16~6.30 
オンデマンド映像配信によるオンライン講演会 
視聴者数のべ438名
主に一般市民の方対象。オリーブの品種や歴史、 オリーブオイルの採油方法、種類、テイスターが行っている官能評価の流れについて解説した後、地中海食が健康によいと注目されるきっかけになったアンセル・キーズ博士の「7か国研究」について取り上げ、 地中海食に欠かせないオリーブオイルが健康に与える影響について説明した。最後に、地中海食ピラミッドに伝統的な和食の食材を取り入れた「地中海式和食」など、地中海食を日々の食生活に手軽に取り入れることを推奨した。
2 北里大学保健衛生専門学院 地域・社会貢献事業 子ども栄養科学教室および料理教室 第1回 R3.7.31(土) 参加者:15名 
第2回 R3.10.31(日) 参加者:53名 
・調理実習や食材に関するミニ講義などを通して、健康づくりと食事(栄養)について楽しみながら学ぶ機会を提供し、望ましい食習慣の形成と健康の増進に寄与する。
・幼児・児童を対象とし、本事業で学んだことを家庭に持ち帰ることで、生活の基盤である家庭での食育を増進させる。
3 別府溝部学園短期大学 第14回別府溝部学園短期大学食物栄養学科コンテスト『朝食を食べて、朝シャキーン』 R3.11.20(本審査) 参加者総計89名
若者の朝食欠食についての食課題改善をテーマとし、大分県内の高校生、大学生、一般の方に広く応募をよびかけた。「チャチャっと朝食部門」に171作品、「しっかり朝食部門」に35作品の応募があり、書類審査の結果、18作品が本審査に進んだ。 新型コロナウイルス感染防止対策を行ったうえ開催した11月20日(土)の本審査では、栄養士、行政、高校家庭科教員らの審査員による、プレゼンテーション審査が行われた。
4 松本大学 プレフレイル高齢者の身体機能の維持・改善を目指すフレイル予防講習会 大学近隣および関係団体の高齢者男性に対し、本邦の65歳以上高齢者の40.8%を占めるプレフレイル(体重減少、筋力低下、疲労感、歩行速度低下、身体活動量減 少の1~2項目該当)およびフレイル(3項目以上該当)の周知と予防するための講習会を開催した。参加者に対し、フレイル予防が期待される食品の継続的摂取による栄養介入試験の希望者を募り、フレイルを評価するための身体計測、体力測定、食事摂取量や身体活動量の調査(ベースライン)を行い、2回目以降の講習会では同様の計測と調査 を行い、各データの比較を可視化し、フレイルに対する栄養介入の効果を実証した。
5 名古屋文理大学 2021年度稲沢まつり「健やかワールドin稲沢」 中止
6 四国大学 「教えて先輩、管理栄養士の仕事」講演会 R3.8.20 参加者 約180名
対象:高校生、四国大学の学生および四国大学教職員
実際に管理栄養士として働く卒業生を招き、仕事内容などについて話をしてもらうことで管理栄養士をより身近な存在として感じてもらうとともに、管理栄養士は人々の健康な毎日を支えるために必要不可欠であるということを学生だけでなく、多くの人に理解してもらうことを目的に講演会を開催した。
7 国際学院埼玉短期大学 第28回「味彩コンテスト」 1.オンライン選考会 R3.9.22(水)
2.最優秀作品の試食会 R3.10.2(土)
3. 学院際(五峯祭)での展示 R3.11.6(土)
対象:埼玉県を中心とした近隣都県在住者(生徒・学生も含む)と本学卒業生ならびに 在学生 作品応募数 386点
本学が主催する「味彩コンテスト」は、平成 5 年より、新型コロナウイルス感染症が広がった昨年度を除き毎年開催し、 令和 3 年度で28 回目を迎えた。 同コンテストの内容は、時代の背景を踏まえる中で 「地産地消」の普及も念頭におき、栄接バランスに優れ、健康づくりに有用な献立のアイデアを募集するものである。入選 した作品の献立は、本学ホームページ等で紹介するなどして、地域社会や一般家庭等の健康増進に役立てることを企図している。
同コンテストは、 「一般の部」と「高校の部」に分けて実施し、 一般の部では「埼玉県産の鶏卵や野菜と黒豚を使用した ‘ ご飯にあう彩り主菜料理’ 」、 高校の部では「埼玉県産の鶏卵や野菜と国内産豚肉を使用した ‘素材の味と彩りをいかした高校生のバランス弁当 ’」をテーマとして募集した。
今年度は新型コロナウイルス感染状況に鑑み、 これまで行ってきた調理 ・ 試食審査ならびに大学祭でのレストランメニューとしての提供は行わず、 レシピ審査を行って審査員による試食会を開催した。
8 鹿児島純心女子大学 第20回さわやか健康栄養教室 R3.10.2、9、23 R3.11.6、13
例年、5名の講師が鹿児島県、特に本学が立地している薩摩川内市の一般市民の方を対象に、講演を行っている。例年、給食提供等をしているが、本年は新型コロナ対策として、食事の提供は行わなかった。
講演内容の概要:第1回では、新型コロナウイルス感染についての解説を行った。第2回では、高齢者の低栄養の予防について解説を行った。第3回では、調理器具の歴史から紐解いて、クイズ形式で講義は進行した。第4回では、病院管理栄養士の立場から、味覚、嚥下について概説した。第5回は、健康食品、保健機能食品などの定義と意義について概説した。
9 平岡栄養士専門学校 2021年度平岡栄養士専門学校文化祭
「体力測定コーナー」および「栄養相談コーナー」

R3.11.14 一般来場者 総数970名
今年度文化祭は保護者のみの来校制限を設けて実施。
「栄養相談コーナー」:本校学生を対象にコロナ禍による食生活の変化についてアンケート実施。結果のポスター発表を行い、健康維持のためバランスの良い食生活について提案。
「体力測定コーナー」:血圧、体組成、握力、背筋力を測定、それぞれの結果についての説明と食生活に関するアドバイス、手軽にできる「運動」を紹介。「骨密度測定」では、結果に応じて、個別に食生活や運動、生活習慣についてのアドバイス、カルシウムの上手な摂り方について説明した。

10 小田原短期大学 第24回「おだたん食育村~食物栄養学科各ゼミナールによる食育の動画配信~小田原市おだぴよ子育て支援センターから~」
第25回「おだたん食育村~各国の料理~」
第24回 R3.8.7(土)、第25回 R4.3.5(土)
第24回食育村は、子育て支援センターおだぴよで、乳幼児とその保護者を対象に、学生が企画する食育レクチャーをまとめた動画を配信予定だった。しかし,コロナ禍の中、ゼミナール授業で学生が取り組んだレシピ開発やエネルギー制限食お弁当開発経過を動画にまとめ、YouTubeを活用して配信した。
第25回食育村は、オリンピックイアーにちなんで、各国の料理を作ろう!という対面料理教室を企画していたが、コロナによる影響で中止となった。食育村の活動内容及び手軽に調理ができる世界の料理を知って頂くことを目的に、2016年8月に実施した「地場産の夏野菜を使ったパエリアを作ろう!」の実習風景及び調理工程をYouTubeにて配信した。
11 二葉栄養専門学校 学園祭「二葉祭」 ~特別企画:食と健康コーナー~

R3.11.13(土)、14(日) 計587人参加
対象:当初「武蔵野市民および近隣在住者」としていたところ、コロナ禍により、本校在学生とその保護者に範囲を絞り開催。
本校の教育の特色である「食と健康」に係るコーナーを設置し、希望者に身体計測(骨密度測定など)、食事チェック、ロコモチェックを行い、それに基づいて栄養相談を実施するなど、来場者の健康増進に寄与することを目的とする。

12 純真短期大学 純真食育講座 こどもの輝く未来に!!「クリスマスケーキ作り」 R3.12.18(土)
児童の健全な心身の発達と食への意識、関心を高めるとともに栄養士養成施設として、地域住民の健康づくりに寄与することを目的とし、小学4~6年生を対象に食育講座と調理実習として「クリスマスケーキづくり」を実施した。
13 摂南大学 災害時における健康維持 ~いざという時に困らない食と運動の紹介~ R4.3.5 オンライン(リアルタイム)体験講座 
参加者 21家族
災害時のエコノミー症候群を防ぐための運動を紹介、画面上で一緒に運動してもらった。 次に、親子で取り組む災害時の食事作りというテーマで、ローリングストックに適した食品を紹介、実際に備蓄食品を使って簡単に美味しくできるパッククッキングを実演した。今回は、予めパッククッキングで使用する食材とレシピを参加者へお送りし、画面をみながら一緒に作ってもらった。 最後に、防災模擬訓練として、親子で取り組むおうちキャンプの方法や非常用袋に入れておくと良いものを紹介した。 親子で防災について考え、実際に取り組んでもらう良い機会になった。
14 美作大学 知っ得!いきいき健康チェック R4.3.8 
対象:愛知県津島市内に自立して生活する68-86歳(平均年齢76.6±4.6歳)100名
地域高齢者のフレイル予防を目的下記項目調査及びそれらを基に健康教育を行い地域高齢者の健康寿命延伸を目的とする。
◇調査項目:食事・生活調査、食物摂取頻度調査(FFQ)体組成(インボディ)、 舌圧測定、認知機能(ペグ・アモーレ機器使用)、握力、5m歩行測定 ※初回を基礎データとし、経年調査を行う。 ※結果は、毎回津島市へ報告。2023年第9期高齢介護計画に必要な情報源とする。
◇老人会役員19名、市役所担当者1名、調査スタッフとして活動頂いた。
◇(株)中北薬品協賛:活命茶の提供、展示ブースを設けフレイル、低栄養に関するパンフレット等配布。
15 愛知文教女子短期大学 第14回おいしい笑顔!野菜レシピコンテスト 今年で14回目となった本コンテストは、地産地消と食を通じたコミュニケーションの推進を目的とした愛知文教女子短期大学の食育企画である。中学生、高校生の「食べること」「作ること」への関心向上を目指しつつ、食料自給率の向上にも興味を持つきっかけ作りを提供しようと、毎年開催している。  
今年度は、中学生部門に150名、高校生部門に307名の応募者があった。応募期間を夏季休暇後に設定しているため、大半の生徒が夏季休暇を利用し、家庭でメニュー考案と調理を行っている。応募用紙には食べてもらった人の感想欄があり、どの作品にも家族や友人の温かいメッセージが添えられていた。また、それぞれの作品に使われた地元野菜を明記してもらうことで、自分が暮らす土地で収穫される作物にも興味を持てる仕組みになっている。新型コロナ肺炎の感染拡大により、昨年度と今年度は書類選考のみで審査を行った。
16 桐生大学 コロナ禍でのstay homeを楽しくおいしく!
おうちごはんの作り方・食べ方のコツ教えます
動画配信 R3.12.20~R4.1.11
本事業では、食事作りへの負担を軽減する方法や、楽しみながらおいしく作れる調理のコツ、中食利用のポイント等を、動画配信を通じて伝え、地域住民の健康的な食生活を支援することを目指した。「電子レンジで時短調理!」編、「冷凍保存と調理のコツ」編、「テイクアウトで得する食品の選び方」編の3編を制作し、申込者69名に配信を行い、延べ177回の視聴が得られた。
17 鈴鹿大学短期大学部 すずたん「健康フェア」 R3.8.6,8.8,12.18
対象者は、地域の一般市民および大学生、高校生、本学教職員。
地域住民の健康の維持・増進および学生教育を目的に、食物栄養学専攻が主催する「健康フェア」への参加者に対して、身長や体組成、血圧などを測定し、学生が測定結果の解説と「朝食の大切さ」「栄養バランス」「運動の大切さ」「減塩のポイント」など作成したリーフレットを使って栄養情報提供を行いました。
「健康フェア」を運営した学生は、食育活動を通して栄養アセスメントや栄養教育など学びを深めることができたとともに、地域住民の健康づくりに貢献できたと考えます。
18 大阪樟蔭女子大学 身体表現系クラブに所属する女子中高生に対する食育活動 対象:樟蔭中学校・樟蔭高等学校の身体表現系クラブ(新体操・ダンス・バトン・ポンポン)所属の生徒 200名程
身体表現系クラブ所属の生徒は、競技の特性から栄養に関わる多くの課題を抱えている。
本事業では身体表現系クラブに所属する生徒の栄養に関わる課題解決に、食育活動を通じて寄与することを目的とした。
対象となる中高生に対して、クックパッドやインスタグラムなどを通じて、食や栄養の改善に繋がる情報(レシピやリーフレットなど)を配信した。
19 別府大学 別府大学発 地域健康支援 事業 中止
20 西南女学院大学 だいすき にっぽん -子どもたちに伝えたい「食」と「あそび」と「ことば」 西南女学院で「日本の伝統文化」にふれてみよう- 対象者:北九州市内を中心とした、小学生・中学生
R3.  5.30(日) :オンライン型 16名
R3.11.23(祝・火):対面型       9名
第1回目は、完全オンライン対応とし、ZOOMを用いて「食:災害対応」と「あそび:和柄をまなぶ」をテーマに実施した。
第2回目は、十分な感染症対応下で対面型により実施し、「食:旬の食材」と「あそび:ランタン作成」を行った。
21 函館短期大学

「スポーツ親子」応援料理コンテスト

R3.12.20
コロナ禍でスポーツに取り組む児童・生徒の部活動も従来とは異なり、家庭における食事内容や栄養管理についても目を向ける機会が増えてきている。
そこで、スポーツに親しんでいる児童・生徒とその家族を応援する食事メニューを、栄養士を目指す本学学生が提案し、学生と審査員による料理コンテストを開催した。
入賞レシピを掲載したリーフレットを作成し、地域の学校やスポーツ関連施設等へ配布した。栄養と運動の密接な関係を広く理解してもらえる食育活動を目的とした、食と健康の啓発活動を活性化することで地域の健康を守る活動に取り組んだ。
22 愛知学泉短期大学 愛知学泉短期大学 食物栄養学科まちづくり・食育推進事業 ①「やはぎかん」防災講座    R3.7.31(土)
 地域交流センターやはぎかん防災講座のテーマ「婦人自主防災クラブと愛知学泉短期大学食物栄養学科による女性のための防災のススメ」として岡崎市の主催で防災食の実習などを実施した。一般方と本学学生含め15名参加した。
② 1)海苔普及ポスター作製 R3.9月、10月 
    2)海苔活用のレシピ集の作成 R4.2月頃完成 
 海苔業者との連携事業。食物栄養学科の学生が海苔の普及啓発を目的にポスターとパンフレットを作製した。 
③「悠紀の里」ゆきファミリーパーク   R3.10.17(日)
 悠紀の里での活動は、テーマを「ゆきファミリーパーク」と題し、一般市民を対象として野菜に関する展示、受付、アンケートなどを実施した。
④  食育イベント「キッズクリスマス会」R3.12.4(土)
 キッズクリスマス会(幼児教育学科と共同開催)は、プレゼントするアレルギー対応のケーキを作り、クリスマス会コンサートの合間にアレルギーのお話紙芝居を実演しお菓子を配布した。
23 中村学園大学 中村学園大学 令和3年度(第48回)公開講座「新しい時代をいきる」 R3.11.1~11.30
中村学園大学では、大学の重要な使命である社会貢献の一つとして、大学における教育研究成果を地域の皆様と共有することを目指して、幅広い専門分野の成果を取り上げ、本学栄養科学部教員専門領域における斬新、かつ興味深いテーマを設定し、毎年公開講座を開催しています。 今年度は、「新しい時代をいきる」をメインテーマに、田辺賢一准教授により作成された動画「(講座名)いまさらヒトに聞けない!炭水化物、糖質、糖類の違いについて」を、 Web(YouTube)で限定公開しました。

24 山形県立米沢栄養大学 就労サポートセンター利用者における体験型栄養教育「食育SATシステム」機を活用した栄養指導 R3.11.30 於:山形コロニー就労サポートセンター
参加者:19歳~40歳代の就労サポートセンター利用者11名、センター職員10名
多くの障がい者は、その知的及び身体的な理由により食事の管理が難しいといわれている。また、障がいを原因とした消費エネルギーの増加による痩せもあり、その栄養管理は困難とされている。本事業は、山形市内の障がい者施設の利用者を対象に体験型栄養教育「食育SATシステム」機を活用した栄養指導を実施し、利用者の食生活における行動変容を目的とする。
25 愛国学園短期大学 SDGsにおける地産地消-食を用いた地域社会のブランディング- R3.10.2  於:本学大教室(Zoomウエビナー併用)
対象:公募による地域および一般参加者、本学学生、系列高校の学生、本学園教職員 113名
金丸弘美氏(食環境ジャーナリスト・食総合プロデューサー)を講師に迎え、地域の農産物を介した地域コミュニケーションについての講演会を実施
26 福山大学 2021年度 市民フォーラム ~食と健康のライフサイエンス~ 参加者:一般市民、大学生ほか41名
新型コロナ感染予防に十分な対策を講じながら「災害時の食事と栄養」をメインテーマに以下2題の講演を行った。
①「災害に備える」では、災害時の避難所での食事提供等の具体的事例を示しながら、命と健康を守るために個人あるいは地域として備える必要性を訴えた。
➁「災害時こそ、心と体に栄養を!」では、3日程度の短期と5年程度の長期の両方の食糧備蓄の必要性を勧めた。
また「配給食は食べ慣れない」「乳製品・肉・野菜の摂取不足」「栄養のアンバランスによる精神面の不調」について対策を述べ、いずれも受講生からの質問が活発であった。
27 徳島文理大学 健康ランド 食育ポスターの展示:R3.12.3~12.10
食育のための動画:公開中
第57回山城祭が10月に開催できず、12月に一部の限定的開催となりました。その中で12月3日~12月10日に食育のためのポスターを徳島文理大学・徳島キャンパス・地域貢献センター1階に掲示しました。この間、12月4日には徳島文理大学ブランディング事業成果報告会や12月7日徳島文理大学イルミネーション点灯式が実施され、大学を訪れた近隣の方々に、ポスターを見ていただきました。さらに、このポスターを使った食育のための動画を作成し、字幕まで入れて、YouTubeに公開しています。
28 仙台大学 新たな「食育推進基本計画」及び「宮城県食育推進プラン」に対応する食育教材の開発と実践サポート事業 仙台みそ大学 / 仙台白菜大学 対象:宮城県内小中学校(栄養教諭・栄養職員配置校を中心に)児童及び生徒のべ3,890名
多くの小学校等は、これまで食を通じた健康づくりの他、地域協働により地域の食文化に関する栽培・調理・交流活動などの多様な食の学びに取り組んできました。しかし現在は、昨年度からのコロナ禍の影響で、その継続が非常に困難な状況が続いています。本事業では地域の食育活動を牽引する栄養士養成施設の社会的役割に鑑み、新たな食育の指針に対応する食育活動の実践を希望する県内小学校等を対象に本学が地域協働のもと開発した教材を提供し、その教材を活用した授業等の実施サポートを実施しました。
29 郡山女子大学 市民フォーラム R4.1.22
本年度は「コロナ禍におけるICTを活用した子どもたちへの食育」と題して、2020 年度の新学習指導要領の実施により小学校において「プログラミング教育」が全面実施されるなど、小・中学校で情報通信技術(I C T)を活用した教育活動が推進されている。児童生徒一人ひとりにタブレット端末が配布され、デジタル教材を活用した効果的な教育活動が行われつつある。こうした状況を踏まえ、コロナ禍では実施が困難な対面での食育活動を、I C Tを活用して実施するための方策を市民と共に考えていく機会とした。Web配信と来場者合わせて60名近くの参加者を得た。
30 大阪夕陽丘学園短期大学 授産施設における知的障がいを持つ方への食育 R3.11.24 対象:地域にある授産施設に通う知的障がいを持つ人とその家族 計47人ならびに職員若干名
本学は、近隣の授産施設で利用者の方に本学ゼミ生が「食育研修」を毎年担当している。授産施設の利用者の方は、肥満者の割合が多く食への理解が困難であり、生活支援が必要であるが食教育の機会が少ないことが課題である。今年度はコロナの感染状況により、人形劇の動画を用いるなどの方法により非対面にも対応できるように考えた。「元気の出る食べ方・組み合わせ方」をテーマに、主食・主菜・副菜の組み合わせ方について、集団学習・個別学習を経て各自の目標設定を対面で支援することができた。
31 福島学院大学短期大学部 令和3年度 食物栄養学科セミナー(オンライン)「選手活動と食事」~実例から学ぶアスリート飯~

R3.12.10(金)~R3.12.17(金)
現役マラソン選手である川内侑子氏(あいおいニッセイ同和損害保険所属)を講師としてお招きし、普段の食事や栄養管理について実例を通してご講演いただきました。自らの栄養管理と共に、ご主人であるプロマラソンランナーの川内優輝選手を支えており、お二人の食事内容・栄養管理の違いについてもご講演いただきました。また、本学食物栄養学科の学生が食事の一部を再現し、一般の基準栄養価とアスリートの食事の栄養価を比較した研究発表も行ないました。動画配信によるオンラインセミナーではありましたが、アンケートに多くのご質問もいただき、多くの方にスポーツ選手の食事・栄養管理について興味・関心を持っていただくことができました。

32 西九州大学短期大学部 栄養士の卵が運営するレストランを通した健康支援活動 R.3.9.4、10.2、10.30、11.27
於:佐賀メディカルセンタービル レストラン ラ・サンテ249
地域生活支援学科食健康コースに在籍する学生が学生レストランを企画立案・運営し、地域住民への健康支援活動を行った。今年度は、9月から11月の期間に計4回学生レストランを開店し総計210名のお客様にご来店いただいた。本事業ではヘルシーメニューを提供するだけではなく、卓上メモによる食に関する情報提供や栄養相談を実施した。 
33 仁愛大学 WEB市民公開講演会「社会・地域貢献講演会」

R3.10.16 仁愛大学 A303講義室 zoomによる配信
参加者 一般34名、大学生・大学教職員 149名 計183名
社会・貢献を目的として、仁愛大学人間生活学部健康栄養学科 主催による公開講演会を実施した。講師は、福井大学医学部看護科 酒井明子氏に「被災地から学ぶ災害支援」という題目でご講演いただいた。災害時、災害後の心理的変化の特徴を捉え、適切な時期に予測的に介入することの必要性、生活ストレス、社会的ストレスなどの複雑な要因に対して被災者の自立に向けた地域住民との協働による心理的支援体制の重要性についてご講演をいただいた。食事も含めた災害時における支援について考える機会となった。

34 聖徳大学 聖徳大学“食”に関する講演会
「都市型介護予防モデル「松戸プロジェクト」の成果と今後に向けて」
R3.11.7 「Zoom」によるオンライン配信 参加者559名
2017年より千葉大学予防医学センターと松戸市が連携し、「地域活動への参加で健康寿命を延ばす全国に先駆けた科学的研究プロジェクト(松戸プロジェクト)」が始まりました。松戸プロジェクトでは、行政や事業者、管理栄養士等の専門職種の方などの支援を受けつつ、住民ボランティアが主体となって運営される地域の「サロン」等の集いの場を地域に増やすことで、参加した高齢者個人や、それが普及した地域の要介護認定率がどの程度抑制されるのかを明らかにすることを目的としています。本講演会では、松戸プロジェクトの全容とこれまでの介護予防効果等の現状について解説いただきました。
35 久留米信愛短期大学 久留米信愛短期大学公開講座(2021)フードデザイン学科 みんなの食育講座
Ⅰ「卓(テーブル)へのお誘い」
Ⅱ「健康寿命を延ばす食生活」
Ⅲ「手作りを楽しむ」
Ⅰ:10月16日(土) 13:30~15:30 ※8月21日(コロナ中止)の講座内容含む
Ⅱ:7月17日(土) 13:00~15:00
Ⅲ:10月30日(土)/12月4日(土) 10:00~12:00 ※9月18日(コロナ中止)
本事業は、フードデザイン学科が取り組む、地域住民を対象とした食育実践事業である。本年も、みんなの食育講座Ⅰ「卓(テーブル)へのお誘い」、Ⅱ「健康寿命を延ばす食生活」、Ⅲ「手作りを楽しむ」と3テーマを掲げた。 各講座の対象は「一般」、「60歳以上」、「小学生以上」と異なるが、子どもから大人まで各世代の食生活において、関心のあるテーマを受講することができるよう、開講している。
36 広島文教大学 広島文教大学人間栄養学科の学生による社会貢献活動~健康と幸せのために私たちができること R3.7.1~R4.3.31 参加者のべ100人
産官学の連携を模索しながら、地域住民の健康づくりや食育の推進を図った。当初予定していた事業は、新型コロナウイルスの感染症予防のため事業計画を変更して実施した。イベントの主催・参加は困難であったため、主な活動内容をレシピ考案・レシピ提供に変更した。
社会貢献活動に参加する学生は、栄養士・管理栄養士に必要な実践的な知識・技術を身に付けるとともに、経験を通じて豊かな人間性を身につけることができる。
くず米を利用したパン等のレシピ開発、給食会社とのコラボ弁当のメニュー考案、献血ルール広報誌レシピ提供、環境講座の提供(R3年度内では中止)の合計4事業を実施。
37 日本栄養専門学校 みかしほ学園祭2021 <健康と安全を学んで美味しく食べよう!> R3.11.14 参加者524人
食と健康についての情報(生活習慣病と食事・各ライフステージの食事・運動と 食事・美容と食事・郷土料理・行事食・地域特産品など)を地域住民に公開し、『見て・聞いて・食べて考える』機会を設けた。
1年生は、10班に分かれ「介護食」「味党」「健康寿命を延ばすには」「減塩」「葉酸(神経管閉鎖障害)」「偏食」「時間栄簑学」「食品ロスを減らすには」「食物繊維~オートミール~」「免疫」について、パネルを2枚作成し、展示発表をした。
2年生は、各種栄蓑成分コントロール食・各ライフステージにおける食事・行事食・郷士料理などを実際に料理展示とパネルによる説明をした。また、バザーを実施し感染対策を充分に施した中、料理・菓子を提供した。
38 京都栄養医療専門学校 乙訓高校スポーツ栄養調理実習 中止 
39 茨城キリスト教大学 第20回 食のフォーラム R3.9.25  講演会 オンライン(Zoom)のみでの開催
対象:一般住民、関連専門職種、学生 150名
国立国際医療研究センター病院の藤谷順子氏を講師に招え、「超高齢社会をむかえ、食への対応を考える~いつまでもおいしく口から食べるために~」と題し講演を実施。
40 東海学園大学 感染症について学ぼう
~東学バージョンのクロスロードゲーム(感染症編)を作ろう~
 R3.7.18、8.8、12.4
「クロスロード」は、1995年の阪神・淡路大震災をきっかけに生まれた防災対応ゲームで、予め定められた〈正解〉を学ぶ(覚える)のではなく「色々な考え方の人がいる」ことを学び、実際の課題解決に役立てるためのゲーム教材である。そこで東海学園大学として、管理栄養学部2年・3年の学生が、教員の指導のもと、グループ学習の一環として感染症予防のためのポスターと「クロスロード」に着想を得たカードゲームを作成し、実際にプレーをすることで、感染症についての学びを深めた。このカードゲームは、オープンキャンパスで展示した。また、一般市民・本学部学生を対象とした「感染症を寄せつけない料理」レシピ、感染症予防キャッチコピーのコンテストを開催した(応募92件)。