キーワード分析!栄養士実力認定試験過去問~臨床栄養学概論①~

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キーワード分析!栄養士実力認定試験過去問~臨床栄養学概論①~

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臨床栄養学概論は、深堀り!栄養士実力認定試験過去問題~臨床栄養学概論~でも、「どの疾患についての出題が多いか」という視点で整理しました。
2016
年~2025年に絞って再カウントした出題頻度ランキング👇

第1位:慢性腎臓病(CKD)
第2位:糖尿病
第3位:高血圧症

第4位:食物アレルギー
第4位:脂質異常症

全22回の集計で同率1位だった慢性腎臓病(CKD)と糖尿病は、やっぱり2トップですね✨
先ずは、出題頻度第1位の慢性腎臓病(CKD)について、見ていきましょう。

慢性腎臓病(CKD)の出題

慢性腎臓病(CKD)のとっても簡単な解説は、深堀り!栄養士実力認定試験過去問題~臨床栄養学概論~をごらんください。
ここでは、複数回出題されている栄養食事療法についての例解をチェックします。

<摂り過ぎ注意/制限が必要になることもある栄養素>
★食塩は、6g/日未満とする。
(食塩摂り過ぎは、体液の量・浸透圧や血圧の調節が上手くいかなくなるリスクに💦)
★低たんぱく質食を基本とする。
(尿で排泄したい老廃物である尿素は、たんぱく質の代謝産物。たんぱく質の摂り過ぎは、腎臓の負担増につながります。)
★カリウムは、病態の悪化に伴い制限する。
(カリウムの排泄が不十分で「高カリウム血症」になってしまうと、不整脈の原因に。最悪心停止を引き起こすことも💦)
★病態に応じたリンの制限をする。
(リンの排泄が不十分で「高リン血症」になってしまうと、動脈硬化の原因に。悪化すると、心筋梗塞や脳梗塞など、命にかかわる状態になることも💦)

腎臓は、尿の生成の過程で血漿中の成分を濾過したり再吸収したりしながら、不要なものを排泄し、体液の量・浸透圧や血圧を維持しています。
慢性腎臓病(CKD)になって、この機能が低下してしまったところに、負担の大きい仕事をさせるような食事はNGです。
そして、適切な排泄ができないことが、生命にかかわるような物質は、制限が必要になることもあります。

<制限の影響から注意すること>
★適正なエネルギー摂取が必要である。
★炭水化物や脂質から十分にエネルギーを摂取する。
(食塩やたんぱく質を摂り過ぎないように気を付けると、食事全体の量が減ってしまうことも。エネルギー摂取量が不足しないように要注意です!)
★たんぱく質は、アミノ酸スコアの高い動物性食品を中心に摂取する。
(たくさん摂れないのであれば、不可欠(必須)アミノ酸の多いものを選ぶべきですね。)

<血液透析>
★慢性腎不全の血液透析では、水分を制限する。
(水分を摂り過ぎ、体内にたまりすぎると、肺水腫による呼吸困難のリスクが高くなります。また、透析の負荷が大きくなります。)

腎臓病の栄養・食事療法の基本の1つ「低たんぱく質食」ですが、数十年前に私が学習した頃はもっと厳密でした。
「低たんぱく高エネルギー食」の献立作成と実習、よく覚えています。
でも、今は個々の重症度や体力・栄養状態に応じた柔軟な対応になってきています。
有資格者として、自分の中の情報を更新しないとなぁと改めて感じました。



 

 

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全国栄養士養成施設協会が毎年実施する実力認定試験を2025年12月実施分まで、過去5年間の問題を分野別に網羅。直近2年は、実際の問題用紙を掲載。解説付き別冊解答充実。5年間のすべての問題の正答率も示す。ご購入は建帛社様サイトから。


出典:栄養科学シリーズNEXT 臨床栄養学概論 講談社
   



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▶Columnist Profile
協会事務局スタッフ M・Y
管理栄養士
日本女子大学卒業
大手食品メーカーの研究職を経て、現在に至る。
3児のママ。

 

 




 

 



 

 
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